【気功から見た日本と中国】人の意識の違いとは?すべての根本は健康

中国

 

中国の気功は、治療と健康体操的なものが強いのですが、日本に来ますと、気が神秘的スピリチュアルという用語に置き換えられることが多い。スピリチュアルというなんだか、わかったようなわからないような用語は、世間に意味もなく広がり、「ガンバレバ誰でもできるんだ!」みたいな間違った印象を持たれています。そして「誰でもヒーラーになれる?」というような間違った意識になります。

私は、上海で有名な気功の学校に行き、認定証を受理しました。だから気功師ではあります。麻酔ナシで手術を行った気功の先生、林厚生先生に直接伝授されました。その観点から話を進めています。中国気功は、健康法の一種で少林寺にあるような武道に似ています。体を鍛えることで中国人の気功というのはあります。中国人元嫁に聞いても、まったく信じていないのが現実です。

中国人というのは、唯物主義ですから、存在するものだけが信じられる。ですからあいまいな、あゆふやな事は信じない。現物があってこそ意味がある。それが中国人の思考です。日本人のムラのように、「なんとなく理解する文化」は理解されません。中国人は自分が主ですから、相手が屈したら、とことん使いまわします。それが中国人という生き方です。

最近外交で茂木という大臣が「シェンシェ」と言ったそうですが、これじゃ「私は中国様になんでも従います」と相手にメッセージを伝えたことになります。こういう間違った言動、勘違い外交する中国は、毅然とすればいいのです。それができない政治家はダメですね。話はそれましたが、気功を遠隔治療と称して、治療をしようとする人が多いのですが意味のないことです。

何度も言いますが、中国の気功は非常に現実的で、自分の気が元気、自分の気が充実しているときこそ、治療効果を発揮できるものと考えます。それだけ、気功は気力と体力、と精神力を要するのです。中国人こそ健康オタクはいません。漢方にしてもそうですが、野菜を必ず毎食する中国人家庭はその典型です。ですが、農薬や腐敗した食品が出回るのもまた中国なのです。

気功は普段から、からだを鍛え、精神力を高めていくことに目的があります。当たり前ですが、つまり健康という土台の上に気功という運動が加わります。ところが日本に来ますと、オカルト、不確かなものになりがちです。気ができるからといい、手を合わせ無意味なお祈りを始めます。来日した中国人も日本人のそういう落としどころを見つけ、「本場中国気功治療院」とか看板を出します。それに騙される日本人も結構多いのが現実です。

そして、偽気功師は、「患者さんのスピリチュアル霊的な面で見てる」と言い、「見えない霊性の高い霊魂と自分はつながっている」と言い出します。根拠のないこうした施術、セラピーは、今かなり日本には蔓延しています。書店には、スピリチュアルコーナーが設けられていて、大量の偽本が陳列されています。だいたいこのコーナーに立ち寄る人、立ち止まっている人は、変な人が多いと思い。ぶつぶつ独り言を言う若そうな男、ファッションセンスの古い女性、痩せすぎの女性、逆に太った女性。様々です。

気功をスピリチュアル類のものと、一緒にする一つの分野とする現状がありますがこれはぜんぜん違います。勘違いしないでださい。気功は中国の歴史の中で熟成された文化です。仏教的、民族的、医学的視点で最終的形態が気功です。最近流行ったスピリチュアルとは一線を画します。西洋文化であるスピリチュアルの中に気功を取り入れるのは、ムリがあります。

毎日の自分の体を鍛錬して、丹田に気(意識)を集中して気を出す。そうした訓練を彼らは毎日しているのです。元嫁のお母さんは80代ですが、健康には人一倍気にしていて、食、運動、マージャンをします。公園では、毎日太極拳をします。中国人の現実的な生活はそんな感じです。ですから意識せず気功は日常生活に入り込み、スピリチュアルなものではないのです。中国の公園で瞑想気功すると逮捕監禁されます。法輪功は反社会という共産党の方針があるからです。解せないのは、一方で生活をする中国人がいて、その一方で思想を強化する中国人がいることです。

気の練習をしている過程で、スピリチュアル的になるかも知れませんが、気功はそれをあえて否定します。自分の気の力が弱まれば、患者さんの悪い気を受け取り、自分が調子が悪くなるといいます。この姿が当たり前なのです。元嫁のお母さんは毎日5階の階段を上り下りしていて、自然に足腰の力を維持しているのです。車に乗ることもなく、自転車もないので、買い物とか外に出るのは、いつも徒歩です。中国人を見習えというわけではないのですが、浮ついた精神論で人を騙さないでほしいですね。

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