【ジモティ】というクラシファイド、ジモティ仕事をやった結果 4

労働

蜂は刺してくるので絶対に遭遇したくない害虫なのだ。そんなわけでこの日は、また2人で作業をすることになった。翌日プロ男によれば、新人が雇い主を半ば恐喝?のようなことをしているらしい。慰謝料を求めていると。危険な作業でケガをさせた慰謝料ということだった。こういう展開になるとは思ってもみなかった。まあありがちではない。ただ日雇いの仕事でケガをして労災を降りるかどうかはわからないが、お金に苦労していることは確かだろう。なんでもそうだが、工事、土木関係の仕事は事故はつきものだ。

それを回避するのは、ある意味自己責任。もちろん不意の事故はあるが、危険を予想して仕事をするのがプロの仕事とも言える。新人もそれを理解しているはずだが、いざ事故に遭うとこういうゴネ得を利用するのだ。まあわからないでもない。結局はいくらか慰謝料を出したらしい。数日後、2人の20代の若者が来た。一人は沖縄出身で一人は、東京の外れに住んでいた。仕事ぶりは真面目で、沖縄人は草刈りが上手でプロ男と雇い主から褒められていた。自分よりうまかった。急斜面も慣れた仕事でキレイに除草していた。

もう一人は少し小太りで体力がなさそうだった。案の定すぐ休憩に入るし、言動もやる気を感じさせなかった。一方の沖縄人はテキパキと無駄なく動き、仕事もきっちりキレイにやるのだった。だから除草はプロ男と沖縄人と雇い主がそろっていれば、かなり仕事がはかどるのではないか?と思ったほどだ。そんな自分は草を集める方に回り、彼らの刈った草を集めるというド素人でもできる仕事を任された。仕事を終えゲートで日払いの1万円をもらう時雇い主は「君上手だね、また明日も来てよね」と言っていた。

色が浅黒く、女にもてそうなホストでも通用するような沖縄人だった。口数は少ないがちゃんと仕事をこなす沖縄人は自分より雇い主の高い評価を受けていた。そういう実力の世界がこの現場仕事なのだ。帰りに公衆トイレで顔を洗い汗を拭う。だいたい終わりの時間が4時頃なのだったので気分はよかった。ただ暑さの中で仕事をするのでそれがネックだった。ある日、群馬から高速道路を使い、横須賀に来たと言う女性(おばさん)が来た。初の女性?と色めきだった。

この日の現場はサッカー場くらいの広さで、さらに凹凸が激しい場所もあった。どこからやるのも個人の自由だった。だから自分は草が生い茂る場所をバッサバッサと切っていった。燃料が切れると戻ってついでに休憩するといういつものリズムでやっていた。燃料補給のタイミングで女性に合うと「大丈夫ですか?」と気遣ってあげた。大量に汗をかいた女性は「だいじょうぶ」と気丈な反応だった。

「この仕事初めて?」と聞くと「そうだ」と言う。「大変だね、女性でこの仕事はきついでしょ?」と会話をした。しかし女性の周りを見ると、大量の水があり、炭酸から、お茶、コーラ、水と水分には事欠かないドリンクバー状態だった。それをがぶ飲みする女性だった。仕事に戻ると女性は茂みの中で草と格闘しているではないか?「もっと楽な場所で作業すればいいのに」と思ったものだ。なんでいきなりS級のめんどくさいエリアを選んで作業するのか?理解不能だった。当然と言えば当然だが、水分の摂り過ぎでげっそりとすぐにバテていた。体力はありそうだがだったが、自己管理ができない女性だった。

ある意味「私はこれだけ仕事ができますアピール?」だったのか?作業が終わるころには、無言で死にそうな彼女がいた。翌日はどうするんだろう?とプロ男と話をしていたが、結局翌日は予想どおり来なかった。雇い主の話によれば、来ない理由が「自分とプロ男からパワハラを受けた」からだと言う?自分とプロ男は顔を見合わせて「ハア???」と笑ってため息しかなかった。いったい??なにをしに?群馬の女性はここに来たのだろう?1万円仕事のために、高速代自前、時間と労力をかけてなんの意味があったのだろうか?この人いったいなにを考えているのか?そんな疑問しかなかった。理解不能だった。

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